1.秋田県が9月8日、障害のある求職者を対象とする「自分らしい働き方セミナー」を開催する。
2.障害者手帳を持たない人や特別支援学校などの生徒も対象とし、会場、オンライン、パブリックビューイング、アーカイブの4方式を設ける。
3.障害特性に合う働き方や就職準備を学び、テレワークで働く障害者との交流も行う。

秋田県は2026年9月8日午後1時から3時30分まで、障害のある求職者を対象とする「自分らしい働き方セミナー」を開催する。主会場は秋田市のにぎわい交流館AU2階展示ホールで、現地参加の定員は100人。県内在住者であれば障害の種類を問わず、障害者手帳を所持していないものの就労に困難を抱えている人や、特別支援学校などの生徒も参加できる。参加費は無料で、付き添いの人の同席も受け付ける。
セミナーでは、障害特性に合った働き方、就職に向けた準備と心構え、利用できる支援機関などを紹介する。パート、フルタイム、テレワークを含む複数の選択肢を取り上げ、障害のあるテレワーク従業員との交流会も行う。講師は株式会社スタッフサービス・クラウドワーク事業推進部人材開発課マネージャーの柴宏幸氏。特例子会社で知的、精神、身体障害のある従業員約60人の就労管理や業務管理に携わり、現在は在宅勤務者の入社研修や社外研修を担当している。精神保健福祉士と職場適応援助者(ジョブコーチ)の資格を持つ。
参加方法は、にぎわい交流館AUでの現地参加、Zoomによるオンライン参加、大館市と大仙市のパブリックビューイング、後日のアーカイブ配信の4種類。大館会場は大館駅の駅なか交流センター会議室2、大曲会場は仙北ふれあい文化センター第3研修室となる。居住地域、移動の負担、体調などに応じて参加手段を選べる構成で、秋田市まで移動しにくい求職者にも学習機会を設けた。雇用保険受給者が求職活動実績とする場合は、現地会場かパブリックビューイング会場での参加が必要となる。
申込みは個人用と学校・団体用の専用フォーム、またはFAXで受け付ける。現地、オンライン、パブリックビューイングの申込期限は9月4日。アーカイブ配信は2027年3月1日まで申し込める。秋田県が主催し、秋田労働局が共催、株式会社スタッフサービスが企画・運営を担う。2025年度の同種セミナーでは、参加者の94%が「大変満足した」または「満足した」と回答した。
雇用分野では、障害者雇用促進法により、障害を理由とする差別が禁止され、事業主には募集・採用時と採用後の合理的配慮が義務付けられている。その対象は障害者手帳を持つ人だけに限られない。今回のセミナーが手帳の有無を参加条件にせず、通勤型とテレワークを並べて扱うことは、本人の障害特性や生活状況に応じて働き方を選ぶための情報提供となる。
秋田県は参加者向けの次の段階として、10月6日に定員10人の「スキルアップ講座・テレワーク就業コース」、12月2日に秋田市のアトリオンで合同就職説明会を予定する。「自分らしい働き方セミナー」で得た知識を技能習得と企業への応募へつなぐ3段階の構成となっている。
秋田県「【障がいをお持ちの方へ】『自分らしい働き方発見セミナー』を開催します!」
URL:https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/91329

