京都市教委、6月28日に不登校保護者会 With One第2回を予定

この記事のポイント

1.京都市教育委員会は、不登校の子どもの保護者を対象にした「With One(ウィズ・ワン)」を令和8年度も実施する。
2.第1回は5月23日開催分の申込受付を終了し、第2回は6月28日に予定している。
3.学習会と保護者同士の座談会を通じ、不登校の子どもを支える家庭の孤立を防ぐ取組となる。

京都市教育委員会

京都市教育委員会事務局は、京都市立小・中・義務教育学校に在籍する不登校の子どもの保護者を対象に、不登校のお子さんの保護者の会「With One(ウィズ・ワン)」を令和8年度も実施する。第1回は5月23日開催分の申込受付を終了しており、第2回は6月28日の日曜日に予定している。申込みに関する詳細は、改めて案内する。

「With One」は、不登校児童生徒の保護者支援を目的とした保護者会である。京都市教育委員会は、子育てや不登校などのテーマに沿った学習会、保護者同士の座談会を通じて、新しい気づきや学び、発見が生まれる場所を目指すとしている。会場は、第1回、第2回とも京都市教育相談総合センター、通称「こども相談センターパトナ」。地下鉄烏丸御池駅から徒歩3分の場所にある。

開催予定は、第1回が5月23日、第2回が6月28日。第3回以降は9月、10月、1月、2月に実施する予定だが、日程は未定で、決まり次第知らせる。連続講座ではなく、一度のみの参加も可能としている。事業は、京都市教育委員会が株式会社成基に「不登校児童生徒の保護者等を対象とした保護者会」の運営業務を委託して実施する。

人権上の論点は、不登校の子ども本人だけでなく、家庭を支える保護者の孤立をどう防ぐかにある。不登校をめぐっては、学習機会、居場所、学校との関係、家庭内の不安が重なりやすい。保護者が子どもの状況を一人で抱え込むと、学校との連絡や支援制度の利用にもつながりにくくなる。学習会と座談会を組み合わせる保護者会は、専門的な情報を得る場であると同時に、同じ課題を抱える保護者が経験を共有する入口になる。

学校教育における支援は、登校を促すことだけでは完結しない。子どもが安心して学び、休み、相談できる環境を整えるには、保護者が学校や教育相談機関とつながり、家庭だけで判断を迫られない体制が必要になる。京都市教育相談総合センターで開く「With One」は、京都市立学校に通う子どもの保護者を対象に、家庭と教育相談の接点を作る事業として実施される。

申込みや内容に関する問い合わせ先は、With One運営事務局。電話番号は075-256-8803。京都市教育委員会事務局指導部生徒指導課も、事業の問い合わせ先として案内している。

出典

京都市教育委員会事務局「不登校のお子さんの保護者の会『With One(ウィズ・ワン)』」
URL: https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000346554.html

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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