神奈川県、5月15日からDV相談窓口を一部休止

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神奈川県立かながわ男女共同参画センター(かなテラス)は、令和8年5月15日から18日までの期間、DV相談窓口を一部休止すると発表した。休止対象となるのは、「女性のための相談窓口」が5月15日午前9時から午後9時、16日午前9時から午後5時、17日午前9時から午後5時、18日午前9時から午後9時まで。「男性被害者相談窓口」は5月18日午前9時から午後9時まで、「DVに悩む男性のための相談窓口」は同日午後6時から午後9時まで休止する。

休止期間中の女性向け相談については、女性への暴力相談「週末ホットライン」が利用できる。電話番号は045-534-9551で、5月15日から18日まで、いずれも午前9時から午後9時まで開設される。男性向け相談については、DV相談プラスが毎日24時間相談に対応しており、電話番号は0120-279-889。県は、緊急の場合には110番又は最寄りの警察署へ相談するよう呼びかけている。

DV相談窓口は、被害者が暴力から離れ、安全確保や支援制度につながるための重要な入口である。相談窓口の一時休止は、行政運営上やむを得ない場合がある一方、被害が進行している人にとっては、相談をためらう期間が長引くこと自体が危険につながり得る。そのため、休止情報を周知する際には、単に「窓口が休み」と伝えるのではなく、代替窓口、相談可能時間、緊急時の連絡先を明確に示すことが不可欠である。

人権の観点からは、DV被害を受けている人が、性別や生活状況にかかわらず相談につながれる体制を維持することが重要である。DVは身体的暴力だけでなく、精神的暴力、経済的支配、性的暴力、行動の監視などを含み、被害者が自力で状況を整理しにくい場合も多い。行政や支援機関には、窓口休止時であっても、利用者が「どこに連絡すればよいか」を迷わない情報提供が求められる。今回の案内は短期間の一部休止に関するものだが、相談支援の継続性を確保する上で、代替窓口の分かりやすい周知が改めて重要となる。

出典

神奈川県立かながわ男女共同参画センター「DV相談窓口の一部休止等のお知らせ」
URL:https://www.pref.kanagawa.jp/documents/10790/20260515-18_dvsoudan_kyuusi_1.pdf

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