第24回カナガワビエンナーレ、4~15歳の児童画募集

この記事のポイント

1.神奈川県などが、4歳から15歳までを対象とする第24回カナガワビエンナーレ国際児童画展の作品を募集する。
2.神奈川県内の児童・生徒、全国の外国人学校の在籍者、海外在住者が応募でき、テーマは自由となっている。
3.前回展には72の国と地域から計1万743点が寄せられ、入賞作品は2027年7月から「あーすぷらざ」で展示される。

第24回カナガワビエンナーレ国際児童画展

神奈川県と神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)は2026年9月1日から11月30日まで、「第24回カナガワビエンナーレ国際児童画展」の作品を募集する。対象は同年9月1日時点で満4歳から15歳までの児童・生徒。神奈川県内に在住または通学している人、全国の外国人学校に在籍する人、国籍を問わず海外に居住する人が応募できる。テーマは自由で、日常生活、学校、友人、世界の出来事などを描いた作品を受け付ける。

作品は水彩、油彩、クレヨン、パステル、版画、切り絵などの平面作品で、1人1点。大きさは最大54センチ×38センチ、四つ切り画用紙からF8号以内とし、本人が制作した未発表作品に限る。模写、立体物、共同制作、写真、デジタル作品、生成AIを使った作品などは対象外となる。応募票2種類を公式サイトから印刷し、作品の裏面への貼付と同封を行った上で、横浜市栄区の同画展事務局へ郵送、宅配便または持参する。

カナガワビエンナーレ国際児童画展は、1979年の国際児童年を契機とする神奈川県の「民際外交」事業の一つとして、1981年に始まった。2年ごとに開催され、これまでに130の国と地域から約50万点が寄せられている。第23回展には、海外72の国と地域から8382点、神奈川県内と全国の外国人学校から2361点、合計1万743点の応募があった。国や地域によって異なる暮らし、家族、学校、祭り、労働などが、子ども自身の絵によって伝えられてきた。

募集要項は日本語のほか、英語、スペイン語、ベトナム語、中国語など11言語で用意されている。全国の外国人学校を独立した応募区分に含め、海外からは国籍を限定しない仕組みは、日本国内の学校制度や使用言語の違いによって参加機会が狭まることを避ける設計といえる。児童の権利に関する条約第31条は、子どもが文化的な生活と芸術に自由に参加する権利を認め、文化・芸術活動への平等な機会の提供を奨励している。作品を審査するだけでなく、異なる文化や生活を子どもの表現から知る場を設ける点に、この画展の人権上の意味がある。

審査結果は2027年3月上旬に公式サイトで公表される予定で、入賞・選考作品は計521点。展覧会は同年7月18日から8月29日まで、あーすぷらざ3階企画展示室で開かれる。その後、2027年9月から2028年3月まで、神奈川県内の文化施設などを巡回する。あーすぷらざは第24回展を通じ、世界各地と神奈川県、全国の外国人学校から寄せられた子どもの表現を、県内各地で紹介する。

出典

神奈川県立地球市民かながわプラザ「第24回カナガワビエンナーレ国際児童画展 作品募集!絵画を通じて国際交流!」
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000083775.html

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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