墨田区、6月11日にアルコール依存症講演会

墨田区依存症対策講演会

墨田区は6月11日、アルコール依存症をテーマにした講演会「アルコール依存症からの回復~当事者の経験を踏まえて~」を、すみだ保健子育て総合センター3階301会議室で開く。時間は午後2時から4時までで、受付は午後1時30分から。区が5月1日に案内したもので、区内在住・在勤者を対象に、会場参加の定員を先着60人としている。費用は無料。

講師は、西川口榎本クリニック副院長の斉藤章佳氏と、NPO法人友愛会生活相談員の田中健児氏。斉藤氏はアルコール依存症治療に携わるソーシャルワーカーとして、田中氏は依存症を乗り越え、現在は生活困窮者支援に取り組む当事者として登壇する。申込期間は5月1日から5月31日までで、電子申請により受け付ける。

アルコール依存症は、本人の意思の弱さや生活態度の問題として語られやすいが、医療、福祉、家族関係、就労、生活困窮が重なって表面化する場合がある。人権的視点からは、依存症のある人を地域生活から排除せず、治療や相談につながる機会をどう確保するかが課題となる。家族や職場、地域の側にも、依存症を病気として理解し、孤立を深めない対応が必要になる。

今回の講演会は、医療機関で支援に携わる専門職と、回復後に生活困窮者支援の現場に立つ当事者の双方から話を聞く構成である。依存症からの回復を、断酒や治療だけでなく、生活再建や社会参加の問題として捉える点に特徴がある。会場のすみだ保健子育て総合センターは墨田区横川5丁目7番4号にあり、健康推進課が問い合わせを受け付ける。

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