京都市、児童虐待防止標語を7月26日まで募集

この記事のポイント

1.京都市は、令和8年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」の標語募集を周知している。
2.募集期間は5月29日から7月26日まで。応募資格に制限はなく、個人・学校単位で応募できる。
3.最優秀作品は「こども政策担当大臣賞」として選定され、11月の全国フォーラムで表彰予定。

こどもの人権を守ろう

京都市は、令和8年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」の標語募集を案内している。募集期間は5月29日から7月26日まで。応募資格に制限はなく、児童虐待問題について、関心と理解を広げるための覚えやすい標語を募集する。応募は、こども家庭庁から委託を受けた「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン標語募集事務局」のWeb応募フォームで受け付ける。

募集する標語は、児童虐待問題に関する趣旨を簡潔に表現し、意識啓発にふさわしい未発表作品。応募は1人1作品に限られ、2作品以上を応募した場合は無効となる。個人応募のほか、学校などの団体が複数人の作品をまとめて応募する方法も用意されている。

選定では、1作品を最優秀作品「こども政策担当大臣賞」として決定する。最優秀作品は本人に通知されるほか、こども家庭庁ホームページなどで公表される。表彰は、11月3日に岐阜県岐阜市で開催予定の「こどもの虐待防止推進全国フォーラムwithぎふ(仮称)」で行う予定とされている。選ばれた標語は、全国各地で実施される広報・啓発活動に活用され、著作権はこども家庭庁に帰属する。

オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーンは、毎年11月に実施される児童虐待防止の集中啓発事業である。平成16年度から令和4年度までは、厚生労働省が「児童虐待防止推進月間」として実施していた。こども家庭庁の発足後は、児童虐待防止をこども政策の主要課題として扱い、家庭、学校、地域に向けた広報・啓発を進めている。

児童虐待防止の標語募集は、単なる啓発コピーの公募ではない。こどもの生命、身体、安心して暮らす権利を守るため、虐待を家庭内の問題として閉じ込めず、通告、相談、見守りにつなげる入口を広げる役割を持つ。過去の最優秀作品にも「189(いちはやく)」や「サイン」など、児童相談所虐待対応ダイヤルや周囲の気づきを促す言葉が繰り返し使われてきた。

京都市の案内は、国の標語募集を市民に周知する内容であり、独自事業ではない。ただ、市町村の子育て・教育部門がこうした情報を掲載することには、相談窓口や学校、地域活動と国の啓発施策を接続する意味がある。問い合わせは、標語募集については同事務局が電子メールで受け付け、京都市の掲載ページについては、京都市子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部子ども家庭支援課が担当する。

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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