トルコ、LGBTI団体役員11人を起訴 アムネスティが訴追撤回求める

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アムネスティ・インターナショナル日本は、トルコのLGBTI+の若者の権利擁護団体「ジェンチLGBTI+協会」の理事・監査役11人が起訴されたと伝えた。アムネスティは、今回の訴追について、LGBTI団体とその支援者に対する当局の組織的な嫌がらせの一環だと批判している。

同協会をめぐっては、2025年12月、2019年から2022年にかけて団体のSNSに投稿された5点のイラストが「わいせつ」と判断されたことを理由に、裁判所が解散を命じた。これに先立ち、同年10月には関係者の刑事責任を問う手続きが始まり、役員ら11人が結社法違反の疑いで訴追されており、有罪となれば最大3年の禁錮刑を科される可能性がある。

一方で、イズミル地方検察庁サイバー犯罪局は2025年8月、問題とされた投稿はわいせつではないとの初期判断を示していた。アムネスティは、こうした経緯を踏まえ、根拠のない訴追によってLGBTIの権利を守る人びとが犯罪者扱いされていると指摘し、訴追の撤回を求めている。司法手続きが性的少数者の権利擁護活動の抑圧に用いられる構図が強まれば、結社の自由や表現の自由に対する萎縮効果が広がるおそれがある。

出典

アムネスティ・インターナショナル日本
URL:
https://www.amnesty.or.jp/news/2026/0415_10956.html

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