反差別国際運動(IMADR)は2026年3月16〜17日、東京でシンポジウム「人種差別撤廃への多角的アプローチ」を開催した。国連人種差別撤廃委員会(CERD)委員のギュン・クトゥ氏らを招き、国際的な視野から日本の人種差別問題を議論した。
国連CERDは2025年12月、日本政府に対して59項目に及ぶ質問リストを送付しており、次回審査に向けた準備が本格化している。人種差別撤廃条約採択から60年・日本の加入から30年を経ても「人種差別は広く社会を覆っている」との問題意識のもと、歴史的経緯・外国人嫌悪と排斥・差別への対応策の3テーマでパネル討議が行われた。
1日目(3月16日)はJICA地球ひろばで国際協議として、2日目(3月17日)は衆議院第一議員会館でのシンポジウムとして開催された。韓国の弁護士ら海外の専門家も参加し、参加無料・日英同時通訳付きで広く市民に開かれた形式で実施された。
IMADRは部落差別・在日コリアン・アイヌ民族・沖縄の人々など複合的な差別の撤廃を求めて活動する国際NGOであり、本イベントは次回の国連審査に向けた市民社会の議論の一環として位置づけられた。
出典
反差別国際運動(IMADR)
URL:https://imadr.net/0316172026intcon

