徳島県教育委員会は、「徳島県人権教育推進方針」に基づく取組として「徳島県人権教育指導員」を選任し、各学校や市町村教育委員会が主催する研修会などへ派遣する制度を実施している。県は、学校や地域で全ての人の人権が尊重される社会づくりに向けた施策で、本制度の活用を呼びかけている。
派遣先は、文部科学省や県教育委員会が指定する事業のほか、県が指定する人権教育関係事業、学校や市町村教育委員会などが実施する研修会、その他県教育委員会が認める事業としている。制度には「いのちを守る講師派遣事業」も含まれており、現場の研修や啓発活動を支える仕組みとして位置付けられている。
派遣を希望する場合は、制度案内や指導員名簿を確認したうえで、事前に県人権教育課へ連絡し、各指導員と日程や内容を打ち合わせた後、申請書類を提出する流れとなる。実施後は7日以内に報告書の提出も必要で、企業やNPO、自治会などの団体には、別途「あいぽーと徳島」の講師派遣制度の活用も案内している。学校だけでなく地域全体で人権教育の担い手を広げる取組として、継続的な学習機会の確保と啓発の底上げにつながりそうだ。

