中高大生3人が環境・校則・水問題を発信 「知恵の環」8月5日配信

この記事のポイント

1.アクト・ビヨンド・トラストが8月5日午後6時からオンラインイベントを配信した
2.環境問題や校則に取り組む中学生、高校生、大学生の3人が登壇
3.若者を称賛するだけでなく、社会や制度が意見をどう受け止めるかを議論した

いのちある未来をどうつくる?――環境・社会の課題に挑む中高大生3人と考える

公益社団法人アクト・ビヨンド・トラストは8月5日午後6時から、YouTubeライブ配信イベント「知恵の環(わ)~未来をつくるヒトビト」の第5回を開催した。

登壇するのは、海洋ごみを回収するロボットを開発している中学生の田中獅礼さん、宇治市議会に学校の校則に関する嘆願書を提出した高校生の湯浅六花さん、中学生の頃から水環境の研究を続ける大学生の鷲足祐香さん。活動を始めた理由、周囲や行政への働きかけ、行動の中で直面した課題を語った。

田中さんは海洋ごみ問題について技術開発や政策提言に取り組み、湯浅さんは学校生活に関わる校則を生徒の立場から問い直した。鷲足さんは研究活動に加え、次世代への教育にも携わっている。環境、学校、研究と活動分野は異なるが、身近な疑問を調査し、意見を外部へ伝えている点で共通する。

子どもや若者の意見表明は、本人が発言する機会を設けるだけでは完結しない。学校、自治体、企業など、決定権を持つ側が意見を受け取り、検討の過程や採否の理由を説明することまで含めて参加の仕組みとなる。若者の活動を「立派な事例」として紹介しながら、実際の制度や意思決定を変えない場合、意見表明が広報材料にとどまるおそれがある。

校則をめぐる意見は、生徒の服装や行動をどこまで学校が制限できるかという問題に直結する。環境問題では、将来世代が長期的な影響を受ける一方、現在の政策決定への参加手段が限られる。研究や技術開発についても、若者が専門家や行政と対等に話せる場をどのように設けるかが課題となる。

第5回「知恵の環」は、3人の成果だけでなく、活動の過程で経験した障壁や、社会の側に必要な対応を聞く構成とした。アクト・ビヨンド・トラストは、世代を分けて役割を考えるのではなく、若者と大人がともに環境や社会の課題を担う関係を配信で検討するという。

出典

公益社団法人アクト・ビヨンド・トラスト「いのちある未来をどうつくる?――環境・社会の課題に挑む中高大生3人と考える」
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000153768.html

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人権ニュース編集部

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