鳥取県、孤独・孤立を地域で考える「福祉をひらくワークショップ」

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この記事のポイント

1.鳥取県は10月6日、倉吉市で「私と福祉 福祉をひらくワークショップ2026」の第1回を開催する。
2.本屋、保育、映画など異なる地域活動の担い手が参加し、孤独・孤立との接点をワールドカフェ形式で話し合う。
3.鳥取県は2023年1月施行の県条例と国の孤独・孤立対策推進法を基礎に官民連携を進めており、支援機関以外との接点づくりも施策の一部となる。

鳥取県の「私と福祉 福祉をひらくワークショップ2026」

「福祉の専門家」以外も参加する場

鳥取県は2026年10月6日午後3時から5時まで、倉吉駅内のエキパル倉吉で「私と福祉 福祉をひらくワークショップ2026」の第1回を開催する。孤独・孤立の問題に関心を持つ団体や個人がつながり、互いの活動を知ることで地域の取組を広げることを目的としている。参加費は無料で、福祉関係者に対象を限定していない。

登壇するのは、SHEEPSHEEP BOOKSの高木善祥氏、おもちゃ屋SUNの曽根健太朗氏、シネマドアの金塚敬子氏。書店、保育、映画など、一般に福祉サービスとは別の分野で活動する人が「私と福祉」を語り、その後にワールドカフェ形式で参加者が意見を交わす。孤独や孤立は行政窓口への相談以前の段階では外部から把握しにくいため、人が日常的に利用する場所との接点をどう増やすかが施策上の課題となる。

鳥取県は条例と官民連携を先行

鳥取県は2022年12月22日に孤独・孤立対策に関する条例を制定し、2023年1月1日に施行した。県は、本人だけでなく家族や支援者も含めた包括的支援を定める全国初の条例と説明している。その後、国でも孤独・孤立対策推進法が施行され、官民連携による支援体制の整備が制度上進められた。県では「とっとり孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」を設けている。

2026年2月から3月には県内各地で交流会が行われ、参加者はそれぞれ10人、13人、19人だった。今回のワークショップは、大規模な啓発イベントではなく、地域で活動する人どうしの比較的小規模な関係形成を重ねる方式を採っている。参加人数だけでは施策の成果を測れないため、ワークショップをきっかけに新たな連携や相談への接続がどの程度生まれたかが、実施後の検証項目となる。

第2回は2027年2月19日に倉吉市のエースパック未来中心で予定され、鳥取大学大学院医学系研究科の竹田伸也教授、NPO法人ひとしずくの原田伸吾理事長らが参加する。鳥取県が条例、相談窓口、官民連携組織と今回の交流事業をどのようにつなげるのかまで追うことで、単発イベントとは異なる孤独・孤立対策の全体像が見えてくる。

出典

鳥取県「『私と福祉 福祉をひらくワークショップ2026』を開催します」
URL: http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/webview/BBC045C080F6034349258E7400307ACE?OpenDocument

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人権ニュース編集部

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