鹿児島県が人権ポスター募集 8月3日から受付

この記事のポイント

1.鹿児島県は、令和8年度「人権に関するポスター」の募集案内を掲載した。
2.応募対象は、県内の小・中・義務教育・高等学校、特別支援学校の児童・生徒と一般。
3.応募期間は2026年8月3日から9月11日までで、優秀作品は発表・表彰される。

令和8年度人権に関するポスターを募集します

鹿児島県は2026年6月29日、令和8年度「人権に関するポスター」の募集案内を掲載した。応募期間は8月3日から9月11日までで、当日必着。県内の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校の児童・生徒に加え、学生を含む一般から作品を受け付ける。

主催は鹿児島県。共催は鹿児島地方法務局と鹿児島県人権啓発活動ネットワーク協議会で、後援は鹿児島県教育委員会。県は、児童・生徒等の人権に関する理解を深め、多様性を認め合い、全ての人の人権が尊重される社会づくりを目指すことを募集の趣旨に掲げている。

応募内容は、日常の身近な題材を通じて人権の尊重を訴えるもの。作品規格は、用紙サイズが「四つ切り」または「八つ切り」で、縦横はいずれも可とされている。作品は平面作品とし、描画材料の制限はない。キャッチフレーズを入れる場合は、人権尊重の趣旨に沿った内容とする必要がある。

応募は1人1点で、自作の未発表作品に限られる。複数人による共同作品は審査対象とならない。児童・生徒の作品は学校単位で学年ごとに区分し、団体応募票を添えて送付する。一般の応募者は、所定の応募票を添えて送付する。作品は折らず、厚紙を入れるなどして保護したうえで提出する。

審査は、鹿児島県が委嘱する審査員が行う。部門は、小学校低学年、小学校中学年、小学校高学年、中学校、高等学校、特別支援学校、一般に分かれる。義務教育学校は、1・2年が小学校低学年、3・4年が小学校中学年、5・6年が小学校高学年、7~9年が中学校の部門で審査される。全体の最優秀賞、部門別最優秀賞、優秀賞、入選、学校賞が設けられている。

表彰は、最優秀賞、部門別最優秀賞の受賞者と学校賞受賞校について、2026年11月21日に開催される「人権同和問題県民のつどい」で行われる。優秀賞と入選の受賞者には、学校を通じて、一般の場合は県から直接、賞状と副賞が送付される。入賞者と入賞作品は、氏名、学校名、学年、作品が県ホームページで公表され、人権啓発ポスターの原画やパネル展示会などにも使用される。不都合がある場合は、事前に申し出る扱いとなっている。

人権啓発ポスターの募集は、知識を問う講座とは異なり、児童・生徒や県民が身近な場面から差別、偏見、いじめ、障害、性別、国籍、病気、家族などの課題を自分の言葉と絵で表現する取組である。作品制作を通じた啓発では、抽象的な標語だけでなく、どのような場面で人権が損なわれるのか、誰にどのような配慮が必要なのかを考える過程が生まれる。学校教育と地域啓発をつなぐ事業として、応募後の展示や公表のあり方も含め、作品をどのように県民に届けるかが実務上の焦点となる。

作品の送付先は、〒890-8577 鹿児島市鴨池新町10番1号、鹿児島県総務部男女共同参画局人権同和対策課。問い合わせ先は同課啓発係で、電話番号は099-286-2574。鹿児島県は、応募票の氏名やふりがなに誤りがないよう注意を促し、新聞・雑誌等で発表された作品の模倣を避け、自由な発想で制作するよう案内している。

出典

鹿児島県「令和8年度人権に関するポスターを募集します!」
URL:http://www.pref.kagoshima.jp/ab16/r8poster.html

鹿児島県「令和8年度人権に関するポスターコンクール実施要項」
URL:https://www.pref.kagoshima.jp/ab16/documents/129072_20260625212313-1.pdf

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

人権ニュース編集部をフォローする
教育
シェアする
タイトルとURLをコピーしました