抱樸、8月20日に東京で「希望のまち」講演会

この記事のポイント

1.認定NPO法人抱樸は、東京第一友の会との共催で「おんなじいのちツアー2026」の東京開催講演会を開く。
2.開催日は2026年8月20日木曜日、会場は自由学園明日館講堂。定員100人、参加費無料、要予約。
3.抱樸理事長の奥田知志氏が、ホームレス支援から「希望のまち」構想に至る活動の広がりを語る。

【8月20日(土)東京開催】「おんなじいのちツアー2026」

認定NPO法人抱樸は2026年8月20日木曜日、東京都豊島区西池袋の自由学園明日館講堂で、「おんなじいのちツアー2026」の東京開催講演会を開く。主催は東京第一友の会、共催はNPO法人抱樸。開場は午前9時30分、開演は午前10時で、午前11時30分の終演を予定している。参加費は無料だが予約が必要で、定員は100人。申込締切は8月16日とされ、定員に達し次第、受付を終了する。なお、抱樸の案内ページ見出しには「8/20(土)」とあるが、本文の開催日時は「2026年8月20日(木)」であり、2026年8月20日は木曜日に当たる。

講師は、NPO法人抱樸理事長の奥田知志氏。講演テーマは「『希望のまち』のつくりかた」とされている。案内によると、奥田氏がホームレス支援を始めたきっかけ、ホームレス支援にとどまらず子どもの支援など幅広い活動へ至った理由、「希望のまち」が目指すこれからの社会について語る内容になる。終演後には、会場に隣接する「東京第一友の家」で、奥田氏の著作『わたしがいる あなたがいる なんとかなる 「希望のまち」のつくりかた』などを販売し、希望者にはサインも行う。

抱樸は、北九州市を拠点に、困窮者・ホームレス支援、子ども・家族支援、居住支援、就労支援、高齢福祉支援、更生支援などを行っている団体である。奥田氏は1963年生まれ。東八幡キリスト教会牧師で、1990年に北九州でホームレス支援に参加し、北九州ホームレス支援機構(現・抱樸)の理事長に就任した。抱樸の案内では、これまでに3,800人以上のホームレスの人々の自立を支援してきたと紹介されている。

人権上の論点は、住まいの喪失を単なる生活困窮の問題に閉じ込めず、孤立、家族関係、就労、医療、地域参加を含む権利保障の問題として捉えられるかにある。路上生活や不安定居住の状態では、住所を前提とする行政手続、雇用、医療、教育、福祉サービスへの接続が難しくなる。抱樸が掲げる「希望のまち」は、支援を一時的な保護で終わらせず、人が地域の中で関係を持ち直すための基盤づくりとして読むことができる。

今回の東京開催講演会は、午前中の90分間という短い構成だが、ホームレス支援、子ども支援、地域づくりを同じ文脈で扱う点に特徴がある。困窮者支援は、炊き出しや住居確保だけで完結しない。相談を受ける人、住まいを提供する人、地域で受け入れる人、寄付やボランティアで支える人が分断されると、支援を受けた後の生活が続きにくくなるためである。

抱樸は、問い合わせ先として電話093-653-0779、メール npo@houboku.net を案内している。8月20日の自由学園明日館講堂での講演会では、奥田知志氏が北九州での支援経験をもとに、東京第一友の会との共催の場で「希望のまち」の構想を語る。

出典

認定NPO法人抱樸「『おんなじいのちツアー2026』のご案内」
URL:https://www.houboku.net/news/20260820tokyo/

人権ニュース編集部

人権ニュース編集部は、官公庁、自治体、企業、公益団体、国際機関等が公表する一次情報をもとに、差別、労働、教育、福祉、司法・制度、外国人共生、ビジネスと人権などに関するニュースと解説を発信しています。掲載内容は、出典確認を行ったうえで、制度的背景や人権上の論点を補足して構成しています。

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